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見川喜蔵墓及び見川家五輪塔

みかわきぞうはかおよびみかわけごりんとう

概要

見川喜蔵墓及び見川家五輪塔

みかわきぞうはかおよびみかわけごりんとう

その他 / 江戸 / 関東 / 埼玉県

見川安左衛門

埼玉県

江戸時代/1809

安山岩系の石材

見川喜蔵墓 高136×幅40×奥行26(cm)、基台幅75×奥行73.5(cm)
見川家五輪塔 高166.5×幅55×奥行48(cm)、基台幅55×奥行54(cm)

2基

埼玉県春日部市粕壁三丁目9番地28号

春日部市指定
指定年月日:20140325

宗教法人 成就院 代表役員 平原隆秀

有形文化財(美術工芸品)

見川喜蔵(1739~1805)は、代々粕壁宿の宿役人を勤めた見川家の当主である。幕府の編さん物『孝義録』によれば、喜蔵は、飢饉に際しては窮民に粥を施し、水難に際しては人夫を私費で雇い堤防を築いた、とされる。見川喜蔵は地域住民の要望に応えつつ、幕府の地域政策の担い手として、宿村助成金の運用、備荒貯穀、宿村・村々の間の調整役として活躍した。のちに、粕壁宿の住民は、喜蔵の事績を称え、喜蔵の指導のもと築造された堤防を「喜蔵堤」と呼んだ。また、宿場の人々が稲荷祠を見川氏の屋敷内に勧請したとの言い伝えがある。

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キーワード

春日部 / 埼玉 / 奥行 / 粕壁

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