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杉戸絵 司馬温公図

すぎとえ しばおんこうず

概要

杉戸絵 司馬温公図

すぎとえ しばおんこうず

その他 / 明治 / 静岡県

草野龍雲  (1864-没年不明)

くさのりゅううん

杉板着色(金砂子撒)・杉戸絵2面

①縦176.5 横89 ②縦176.5 横89

三島市郷土資料館

市指定文化財

大瓶の中に落ちた子供を助けるために、大瓶を石で割って子供を助け出す場面を描いたが、原話は、中国北宋中期の学者で「資治通鑑」の編集をした司馬光の訓話を元にしている。
物よりも人間の命の重みを教える話として、明治時代には教訓訓話として取り上げられた。
作品に残る印章には「常正」と「龍雲」とが読み取れるが、それ以上に
作者の経歴等については詳らかではない。梅御殿の杉戸絵のもう一人の筆者である
湯川松堂とともに、鈴木百年に学んだ画人であろうかと推測される。

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キーワード

杉戸 / / 龍雲 /

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