紅漆堆錦竜文大筆
こうしつついきんりゅうもんたいひつ
概要
鮮やかな朱色の地の筆帽に、龍の姿を「堆錦」の技法で表現する。「堆錦」とは、漆に顔料を加えて練り合わせた「モチ」を乾燥させてから伸ばし、彫刻を施して貼りつけるという琉球漆器独特の技法。毛利家の支藩旧蔵と伝えられ、いかにも大名家の旧蔵品としてふさわしい風格を持つ。琉球漆器の優品は、沖縄戦によってその多くが失われたために現存するものが少ないが、なかでもこのような大筆はほとんどない。
こうしつついきんりゅうもんたいひつ
鮮やかな朱色の地の筆帽に、龍の姿を「堆錦」の技法で表現する。「堆錦」とは、漆に顔料を加えて練り合わせた「モチ」を乾燥させてから伸ばし、彫刻を施して貼りつけるという琉球漆器独特の技法。毛利家の支藩旧蔵と伝えられ、いかにも大名家の旧蔵品としてふさわしい風格を持つ。琉球漆器の優品は、沖縄戦によってその多くが失われたために現存するものが少ないが、なかでもこのような大筆はほとんどない。
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