中井藍江筆白雉図 なかいらんこうひつしろきじず

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日本画 / 近畿 

中井藍江
江戸後期/文化二年(1805)
絹本着色
96.1×36.8cm
1幅
豊中市指定
指定年月日:40050801
有形文化財(美術工芸品)

白雉が岩に止まる姿を描いたものであるが、全体的に軽快な筆使い描かれ、平明であっさりとした藍江画の特質をみることができる。上部の題賛に記された「中井環」とは懐徳堂を代表する碩学中井履軒の子柚園(1782~1834)であるが、遺作は乏しく不明な点が多い。大阪大学懐徳堂文庫に遺された柚園の自筆稿本『柚園数記』に本図の賛が収録されており、そこに付された序によると、本図は着賛の2年前の正月に衢壌村(現在の大阪市西区)で白雉が発見献上され、豊作の瑞兆とされた、という実際の出来事を踏まえて制作されたことが判明する。
本図は当時の世相や藍江の画家としての在り方がうかがえること、また遺作の少ない中井柚園の着賛画としても大変貴重な作品である。

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