淡路国指出寄帳
あわじのくにさしだしよせちょう
概要
天正13年(1585)9月、仙石秀久が淡路から転出するにあたり、田畠に関する指出を集約して豊臣秀吉に提出したものである。この時期、配下の大名から提出された指出は本文書の他に類例がない。内容的には淡路一国に及ぶ所領単位や知行者を概覧できるものであり、さらに第2冊の奥に、知行を脇坂安治(甚内)に交付するという秀吉自筆の奥書が加えられており、秀吉が家臣に知行地を宛行う手続きが具体的に示されている。
あわじのくにさしだしよせちょう
天正13年(1585)9月、仙石秀久が淡路から転出するにあたり、田畠に関する指出を集約して豊臣秀吉に提出したものである。この時期、配下の大名から提出された指出は本文書の他に類例がない。内容的には淡路一国に及ぶ所領単位や知行者を概覧できるものであり、さらに第2冊の奥に、知行を脇坂安治(甚内)に交付するという秀吉自筆の奥書が加えられており、秀吉が家臣に知行地を宛行う手続きが具体的に示されている。
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