草花に虫図大小鐔
くさばな むしずだいしょうつば
概要
この作品は、打刀と脇指をペアで用いるときの二枚の鐔です。打刀の鐔(大)には春空を舞う蝶と夏夜を飛ぶ蛍、脇指の鐔(小)には秋空を滑空する蜻蛉が見られ、一対の鐔を生かして春から秋の時間が流れています。作者の後藤一乗は、幕末の京都で活躍し、細密な表現を得意とした装剣金工です。
るび うちがたな わきざし とんぼ
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