中手の黒滝
なかてのくろたき(なかってのくろたき)
概要
中手の黒滝
なかてのくろたき(なかってのくろたき)
新潟県
黒滝は普通河川浅河原川の支流である中手川が流れ落ちる高さ約20m、幅約20mの滝である。滝の背後には、魚沼層の露頭がみられる。黒滝は、十日町市真田甲3203番に所在する。浅河原川の支流である中手川が浅河原川に合流する場所から約500m上流の右岸100m、左岸40mの豊かな自然が残る渓谷の中に位置する。中手川は上中下流部で開堰され、灌漑用水として昔から利用され、今もなお貴重な水源として活用されている。
黒滝周辺の農地は地形が険しい場所に位置していたことから、農業の機械化が進むとしだいに耕作されなくなり、草木の繁茂により容易に立ち入ることができなくなったため、黒滝は中手集落の人々以外にはあまり知られていなかった。中手集落では黒滝及びその周辺の豊かな自然の保全と活用を図るため、ここ数年、遊歩道や展望台など黒滝周辺の環境整備に取り組んでいる。
新潟県十日町市真田甲3203番
十日町市
記念物