宣伝用旗「桜馬場通り振興会」
せんでんようばた「さくらばばどおりしんこうかい」
概要
宣伝用旗「桜馬場通り振興会」
せんでんようばた「さくらばばどおりしんこうかい」
富山県高岡市
昭和20年代前半
布、竹・染色
縦33.0cm×横44.6cm、持手の長さ62.0cm
1
富山県高岡市古城1-5
資料番号 2-05-11
高岡市蔵(高岡市立博物館保管)
宣伝用旗1旒である。全体を赤く染められ、中央に桜の花の形が白く染め抜かれ、その中央には馬が赤く染められている。下部には左読みで「櫻馬場通り振興會」と旧字体を用いて白く染め抜かれている。持手は竹に墨が塗られ縞になっている。
寄贈者の父親が定年後にお好み焼き屋を昭和27年(1952)頃に始められ、閉店した昭和40年(1965)代後半頃まで、この宣伝用旗を店の玄関先に差し込んで掲げていたとのこと。
本資料は、商売を始めて2本目の旗であり、当時の桜馬場通りの商店は、みなこの旗を店先に掲げていたという。
白く染められている部分が少し黄ばみ、全体的に少し汚れている。
※参考資料
「桜馬場」HP「富山大百科事典」北日本新聞社