唐物彩漆樹皮文筆
からものさいしつじゅひもんひつ
概要
筆管にさまざまな色彩の色漆が松の樹皮のように複雑に混じりあう変わり塗りを施す、特色ある一本。同様の装飾筆として「攪胎紋木管筆」(三清書屋コレクション)があるが、こちらは清時代の文人で書をよくし、清の四大家に数えられる梁同書(一七二三~一八一五)遺愛の品。同書は『筆史』の著者であると同時に、中国における最高の毛筆コレクターであり、この種の筆を愛していたことは興味深い。
からものさいしつじゅひもんひつ
筆管にさまざまな色彩の色漆が松の樹皮のように複雑に混じりあう変わり塗りを施す、特色ある一本。同様の装飾筆として「攪胎紋木管筆」(三清書屋コレクション)があるが、こちらは清時代の文人で書をよくし、清の四大家に数えられる梁同書(一七二三~一八一五)遺愛の品。同書は『筆史』の著者であると同時に、中国における最高の毛筆コレクターであり、この種の筆を愛していたことは興味深い。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs