蓮池蒔絵舎利厨子
れんちまきえしゃりずし
概要
蓮池蒔絵舎利厨子
れんちまきえしゃりずし
江戸時代・寛文12年(1672)
[厨子]木製漆塗 [舎利塔]四分一製鍍金 水晶
(厨子)幅9.3、奥行9.6、高17.7 (舎利塔)高12.8
1具
刀装金工の後藤程乗(ごとうていじょう)が制作した舎利塔を納める厨子。底裏の銘文に、厨子の蒔絵は「五十嵐」の作とあり、当時京都の有名蒔絵師であった五十嵐道甫(いがらしどうほ)の手になるものと考えられる。元は京都の蓮華寺に伝わり、作者や制作年、制作の経緯が知られる貴重な作例である。