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夢筠図巻

むいんずかん

概要

夢筠図巻

むいんずかん

絵画 / / 中国

唐寅筆

制作地:中国

明時代・16世紀

紙本墨画

29.5×102.1

1巻

銘文:呉趨唐寅為夢筠作小図長句 ; 唐白虎 ; 六如居士 ; 南京解元 ; 安儀周家珍蔵

重要美術品

明時代の南京は、科挙試験の第一関門である「郷試」が行われ、その「貢院」(試験場)は当時、江南随一と謳われました。唐寅は弘治11年(1498)の郷試で第一位となりましたが、中央の試験では疑獄に巻き込まれて落第しました。以降「南京解元」の印を使い続けましたが、そこには官途を諦め自由に市井に生きたことへの自嘲とユーモアがこめられているようです。

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キーワード

南京 / 赤絵 / / 中国

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