夢筠図巻
むいんずかん
概要
明時代の南京は、科挙試験の第一関門である「郷試」が行われ、その「貢院」(試験場)は当時、江南随一と謳われました。唐寅は弘治11年(1498)の郷試で第一位となりましたが、中央の試験では疑獄に巻き込まれて落第しました。以降「南京解元」の印を使い続けましたが、そこには官途を諦め自由に市井に生きたことへの自嘲とユーモアがこめられているようです。
むいんずかん
明時代の南京は、科挙試験の第一関門である「郷試」が行われ、その「貢院」(試験場)は当時、江南随一と謳われました。唐寅は弘治11年(1498)の郷試で第一位となりましたが、中央の試験では疑獄に巻き込まれて落第しました。以降「南京解元」の印を使い続けましたが、そこには官途を諦め自由に市井に生きたことへの自嘲とユーモアがこめられているようです。
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