小袖 黒紅綸子地橘熨斗模様
こそで くろべにりんずじたちばなのしもよう
概要
紅色を下地にして黒く染めた黒紅とよばれる色は江戸時代初期に流行した地色。その黒紅色に染めた綸子地に鹿の子絞りのみで模様を表す。橘模様は常緑であることから永遠の若さの、熨斗は贈り物のシンボルであることから、ともに日本の伝統的な吉祥模様である。
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