紅牙撥鏤尺

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奈良 

奈良時代・8世紀
象牙製
長29.6 幅2.2 厚0.8
1枚
重要文化財

象牙で作られたものさしです。表面を赤く染め、それを削ることで文様を表わしています。表の面は、上半分に5つの区画を設け、5寸までの目盛が示されています。区画のなかには宝相華と蓮の花に乗った鴛鴦(おしどり)が交互に表わされています。下半分にも合計4羽の鳥が描かれていますが、目盛はありません。裏面には草花の文様と鴛鴦が表わされています。
奈良・正倉院にも同じような象牙のものさしが伝えられていますが、この作品の方が素朴な出来栄えなので、正倉院のものは輸入されたもの、この作品はそれにならってわが国で作られたとする説もあります。
このものさしの長さは29.6センチメートルで当時使用されていた中国・唐の尺と一致します。法隆寺では聖徳太子が仏像や袈裟を作ったときに用いたとする伝承があります。

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