文化遺産オンライン

大講堂釜

だいこうどうがま

概要

大講堂釜

だいこうどうがま

金工 / 江戸

伝宮崎寒雉作

江戸時代・17~18世紀

鉄製 鋳造

1口

比叡山【ひえいざん】延暦寺【えんりゃくじ】の大講堂の香炉【こうろ】を茶釜に転用したことから、この名で呼ばれます。広口【ひろくち】で、鐶付【かんつき】は常張【じょうはり】、肩に三条の突線【よつせん】をめぐらしています。胴に一条の紐【ひも】をめぐらして上下二区に分け、上区に「大講堂」の文字を陽鋳【ようちゅう】しています。作者と伝える宮崎寒雉【みやざきかんち】は加賀前田家の御用釜師です。

大講堂釜をもっと見る

伝宮崎寒雉作をもっと見る

東京国立博物館をもっと見る

キーワード

/ めぐらす / / 鐶付

関連作品

チェックした関連作品の検索