乗鶴美人図
じょうかくびじんず
概要
色鮮やかな衣装を着た遊女が鶴の背中に乗って飛んでいます。本図は、中国後漢の仙人、費長房（ひちょうぼう）の姿になぞらえて当世の遊女を描いたもの。「壺中天（こちゅうてん）」で知られる費長房は、鶴の上で経典を読む姿で描かれることが多く、浮世絵の「やつし絵」の題材としてしばしば親しまれました。
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