仏手柑に綬帯鳥図 ぶっしゅかんにじゅたいちょうず

日本画 / 江戸 

鶴洲筆 (1744-1803)
かくしゅう
江戸時代/18世紀後期~19世紀初期
絹本著色
107.8×40.6cm
1幅
落款:「寉洲道人農」

印章:「丹青逼真」(朱文方印)「善農」(白文方印)「樂善」(遊印、白文長方印)

来歴:1991神戸市立博物館

参考文献:
・神戸市立博物館・長崎歴史文化博物館特別展『我が名は鶴亭』図録 2016
・神戸市立博物館企画展『若芝と鶴亭―黄檗宗の画家たち』図録 2011

鶴洲(1744-1803)は美濃出身の黄檗僧で、鶴亭の高弟です。鶴亭の別号や印章を継承しており、その技倆は鶴亭の弟子随一といえます。幼くして鶴亭の絵に感銘を受けた鶴洲は京坂で鶴亭に師事すると、帰郷後は鶴仙(1755-1826)、鶴翁(1764-1847)、鶴山(1769-1855)など、美濃を中心に弟子を育成し、鶴亭風を広めました。仏手柑の枝に憩う綬帯鳥のつがいを描いた本図は、鮮やかな色彩、活き活きとした表情、緩やかな曲線の尾羽と、鶴亭の綬帯鳥を忠実に継承している。仏手柑はごつごつとした質感を表現しようと胡粉の点描を密集させ、仏の手指のようなかたちと濃密な色彩と異様さを放つが、「仏(fú)」=「福(fú)」と音通し、綬帯鳥のつがいは「双寿」を意味する。

【長崎ゆかりの近世絵画】

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