(刀身)鎌倉時代・13世紀 (刀装)江戸~明治時代・19世紀
鉄製
刃長65.0 反り2.2 柄長22.8 鞘長70.2
1口
銘文:ゆきふかき 山もかすみて ほのぼのと あけ行春の たきまちのそら 一翁 ; 田邨宗吉 ; 田邨・宗吉
大磨上(おおすりあ)げ無銘の刀で、江戸時代中期の鑑定家、本阿弥光忠(こうちゅう)が、鎌倉時代の大和五派の一つ、「当麻(たいま)」と極めている。鎬(しのぎ)幅が広く、鎬の高い造込(つくりこ)みに大和物の特色がみられ、柾目(まさめ)の交じった板目肌(いためはだ)と明るく冴えた刃文は当麻の作風をよく示している。 (2005/09/13_h133, 2007/01/02_h133)