刀[重要刀剣] かたな

金工 

(無銘)伝 当麻
たいま
日本
正応年間(1288-92)
長70.9cm、反1.8cm
1

平安時代中頃、大和(現在の奈良県)の寺院は荘園内に刀工を専属に持ち、やがてこの刀工集団は寺院の庇護を受けながら寺院名を一派の名として発達していった。大和五派の一派である当麻派は、鎌倉時代末期に國行を祖として成立し、室町時代初期まで続いた刀工集団。この作品は、鎌倉時代末期[正応年間(1288-1292)]に作られた太刀で、後に磨上げられ刀として用いられたもの。作風は、柾目のきめ細かな地鉄が美しく、小乱の入った直刃を焼いて品位が高く明るく冴えている。

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