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弥勒菩薩像

ミロクボサツゾウ

概要

弥勒菩薩像

ミロクボサツゾウ

鎌倉

制作地:日本

鎌倉時代・13世紀

縦97.4cm:横43.2cm

1幅

中央に菩薩形、向かって左に園城寺の円珍、右に園城寺の守護神新羅明神(しんらみょうじん)からなる珍しい三尊像。菩薩の図像は清涼寺釈迦像の胎内にあった宋時代の版画弥勒像と一致する。線描を中心とする簡素な作風だが、菩薩の顔や肉身には平安仏画風のふくよかさが残っている。この三体の組合せの遺例はほかになく、資料的にもたいへん貴重である。

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キーワード

/ 菩薩 / 図像 / 仏画

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