厳島遊楽図屏風 いつくしまゆうらくずびょうぶ

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絵画 / 江戸 

筆者不詳
江戸時代・17世紀
紙本金地着色
各154.8×359.6
6曲1隻

 現在の広島県にある厳島神社を描いた屏風です。厳島を北側から見た景色を、遊楽に来る人びとの活気とともにあらわしています。島に舟で辿りつく参拝者、彼らを宿坊に迎え入れもてなす人びとなどが生き生きと描かれ、その賑わいが聞こえてきそうです。
 人びとの生活空間に対し、赤い社殿のあるエリアは神仏の領域です。こちらにはそれぞれのシーンに神域で人を導くガイドのように鹿が描かれており、人と鹿との深い関係も垣間見えます。
 このように、描かれた風俗を見て楽しむ絵画は、江戸時代に入るころに流行し、数多く制作されました。なかでも、人びとがイメージしやすい神仏に関わるシンボル的なモチーフがあり、景色も美しい名所として、厳島や松島などは多く描かれました。聖なる場所を旅するイメージで、こうした絵は鑑賞されていたのでしょうか。
 聖なる場所を描きながらも、主役は人。こうして生き生きと人びとがあるのも厳島のご加護のおかげ、というわけで、人びとが楽しみながら参詣している、喜びに満ちた理想郷を描いた屏風です。

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