段威鎧
ダンオドシヨロイ
作品概要
威毛(おどしげ)を白糸と紺糸で交互に配色する段威(だんおど)しの大鎧である。江戸時代には、大名の間で古式の鎧を作ることが流行した。この鎧もその一つで、大袖や草摺(くさずり)、栴檀(せんだん)・鳩尾板(きゅうびのいた)から染韋(そめがわ)に至るまで、中世大鎧の形制を厳密に踏襲している。享保ごろ(一七一六~一七三六)の制作で、下総(現千葉県)旧佐倉藩主の堀田家に伝来したものである。
ダンオドシヨロイ
威毛(おどしげ)を白糸と紺糸で交互に配色する段威(だんおど)しの大鎧である。江戸時代には、大名の間で古式の鎧を作ることが流行した。この鎧もその一つで、大袖や草摺(くさずり)、栴檀(せんだん)・鳩尾板(きゅうびのいた)から染韋(そめがわ)に至るまで、中世大鎧の形制を厳密に踏襲している。享保ごろ(一七一六~一七三六)の制作で、下総(現千葉県)旧佐倉藩主の堀田家に伝来したものである。
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