若竹と子雀 わかたけとこすずめ

日本画 / 昭和以降 / 日本 

入江波光 (1887-1948年)
いりえはこう
昭和20年頃/1945年頃
紙本墨画淡彩 軸装
53.0×67.7cm
1幅

波光は京都に生まれ、京都市立美術工芸学校から同市立絵画専門学校に進み、同級の村上華岳、榊原紫峰らと学ぶ。母校で教鞭をとる傍ら、国画制作協会に出品を重ね、また欧州出張で古代西洋絵画に影響を受ける。晩年は法隆寺金堂壁画などの古画模写に打ち込み、水墨画で画境を深めた。
天に向かって一直線に伸びゆく二本の筍としなやかに下がる竹の枝の対比が描かれ、枝先は雀の重みで今にも上下に揺れそうな動きまでも感じられる。薄赤の絵具と墨によるたらしこみ技法で、筍の皮は柔らかで毛羽立った質感が表現される。全体に薄墨を用いることで、穏やかで安らぎを与える春の情景となっている。

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