羅漢図
ラカンズ
概要
二幅に頭光を有する九羅漢を描く。恐らくは元来、四幅一組の十六もしくは十八羅漢であったろう。羅漢の表情には元時代の威圧感が薄れ、時代の変化を感じさせる。周囲に松竹梅等の樹木・山や岩を配するが、岩の皴には刷毛ではいたような浙派系画家による作品かと思われる。左幅と類似の作品が大英博物館に所蔵されており、一つのひな形をもとに、同じ工房で多数制作されたようであるが、この時期の羅漢図で残るものは以外に少ない。
ラカンズ
二幅に頭光を有する九羅漢を描く。恐らくは元来、四幅一組の十六もしくは十八羅漢であったろう。羅漢の表情には元時代の威圧感が薄れ、時代の変化を感じさせる。周囲に松竹梅等の樹木・山や岩を配するが、岩の皴には刷毛ではいたような浙派系画家による作品かと思われる。左幅と類似の作品が大英博物館に所蔵されており、一つのひな形をもとに、同じ工房で多数制作されたようであるが、この時期の羅漢図で残るものは以外に少ない。
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