殿中人柄鏡
デンチュウビトエキョウ
概要
殿閣の手前に衣冠束帯姿の人物が二人たたずむ図を、細線主体で薄肉に描く。同様の図は三寸強の小型柄鏡にも例があり、また殿閣図のみがほかの図様と組み合ったりもする。このような画題部分の複合は、江戸中期の特徴である。砂をまいたような砂目地は文様よりも不鮮明で、文様施刻前の砂目地型を型起こしで作ったものか。
デンチュウビトエキョウ
殿閣の手前に衣冠束帯姿の人物が二人たたずむ図を、細線主体で薄肉に描く。同様の図は三寸強の小型柄鏡にも例があり、また殿閣図のみがほかの図様と組み合ったりもする。このような画題部分の複合は、江戸中期の特徴である。砂をまいたような砂目地は文様よりも不鮮明で、文様施刻前の砂目地型を型起こしで作ったものか。
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