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玉篇巻第九残巻(自嗣字至きょう字) 紙背金剛界私記

ギョクヘンカンダイキュウザンカン(シジヨリキョウジニイタル) シハイコンゴウカイシキ

概要

玉篇巻第九残巻(自嗣字至きょう字) 紙背金剛界私記

ギョクヘンカンダイキュウザンカン(シジヨリキョウジニイタル) シハイコンゴウカイシキ

縦:27.1cm 全長:168.7cm

3紙

重要文化財

中国、南朝梁の顧野王(こやおう)が編纂した部首別字典。本残巻は三紙とはいえ、早稲田大学が所蔵する国宝『玉篇』巻第九の中間欠損部分にあたる唐代写本。『玉篇』は宋代に改編されるため、唐代写本は原形を考察する上で重要な価値を有する。紙背の治安(じあん)元年(一〇二一)写『金剛界私記(こんごうかいしき)』より、平安時代中期には日本に伝来していたことが伺える。

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