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唐詩残篇

とうしざんぺん

概要

唐詩残篇

とうしざんぺん

中国・唐時代 9世紀

紙本墨書

縦28.3 全長328.2

1巻

重要文化財

平安時代、唐から日本にもたらされた漢詩集の断巻。僧寺を詩題とした初唐から中唐の詩篇27首を収めており、文中には周の則天武后(そくてんぶこう)が制定した則天文字が用いられている。紙背には当時の日本で人気を博した白居易(はくきょい)の詩文(『白氏長慶集』)が、行成様の特色豊かな筆致で書写されている。日本における漢詩受容の実態を示す貴重な遺品である。

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