貝尽くし蒔絵箱形徳利
カイヅクシマキエハコガタトックリ
概要
箱形の酒器。天板の一角に注ぎ口を設け、朱漆塗りの木製の栓をはめてあるが、当初は傾けると飛び出す金属製の注ぎ口がついていたかもしれない。おそらく重箱や盃とともに提げ手のついた枠に収める行厨(こうちゅう)(提重(さげじゅう))に組み込まれていたものだろう。金銀の蒔絵で古代から宝の象徴であった貝を散らした、おめでたい宴会用の酒器である。
カイヅクシマキエハコガタトックリ
箱形の酒器。天板の一角に注ぎ口を設け、朱漆塗りの木製の栓をはめてあるが、当初は傾けると飛び出す金属製の注ぎ口がついていたかもしれない。おそらく重箱や盃とともに提げ手のついた枠に収める行厨(こうちゅう)(提重(さげじゅう))に組み込まれていたものだろう。金銀の蒔絵で古代から宝の象徴であった貝を散らした、おめでたい宴会用の酒器である。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs