双龍花鳥蒔絵螺鈿裁縫道具入
ソウリュウカチョウマキエラデンサイホウドウグイレ
作品概要
蓋と身の側面に紐通し穴があり、ここに通した紐で蓋を閉じ、ちょうど印籠のように携帯することのできる裁縫用具入れ。十七世紀のオランダでは、一家の主婦はスカートにそって腰から長い鎖を垂らし、鍵や裁縫道具入れをぶら下げた。蒔絵と螺鈿で飾られた例は今のところ世界で唯一。オランダ東インド会社の誰かが、きっと愛する女性のために特注した品に違いない。精緻な幾何学文、龍や鳳凰、竹に虎など、蒔絵も非常に細やかである。
ソウリュウカチョウマキエラデンサイホウドウグイレ
蓋と身の側面に紐通し穴があり、ここに通した紐で蓋を閉じ、ちょうど印籠のように携帯することのできる裁縫用具入れ。十七世紀のオランダでは、一家の主婦はスカートにそって腰から長い鎖を垂らし、鍵や裁縫道具入れをぶら下げた。蒔絵と螺鈿で飾られた例は今のところ世界で唯一。オランダ東インド会社の誰かが、きっと愛する女性のために特注した品に違いない。精緻な幾何学文、龍や鳳凰、竹に虎など、蒔絵も非常に細やかである。
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