牛玉宝印
ごおうほういん
概要
牛玉宝印は、護符と起請文の料紙という2つの機能を持ち、室町時代後期ころに字画の一部を烏形に装飾したことに始まる、「烏点宝珠」という特徴を持つ刷物である。熊野三山の牛玉宝印は、江戸時代中ごろまでに、現行の図様に変化したと考えられており、当館所蔵の資料も江戸時代中期以降のものである。文言は、本宮と新宮のものがいずれも「熊野山宝印」、那智が「那智瀧宝印」となっている。
ごおうほういん
牛玉宝印は、護符と起請文の料紙という2つの機能を持ち、室町時代後期ころに字画の一部を烏形に装飾したことに始まる、「烏点宝珠」という特徴を持つ刷物である。熊野三山の牛玉宝印は、江戸時代中ごろまでに、現行の図様に変化したと考えられており、当館所蔵の資料も江戸時代中期以降のものである。文言は、本宮と新宮のものがいずれも「熊野山宝印」、那智が「那智瀧宝印」となっている。
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