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讃岐院眷属をして為朝をすくう図(1組)

さぬきいんけんぞくをしてためともをすくうず

概要

讃岐院眷属をして為朝をすくう図(1組)

さぬきいんけんぞくをしてためともをすくうず

絵画 / 江戸 / 香川県

一勇齋歌川国芳  (1798~1861)

いちゆうさいうたがわくによし

香川県

江戸時代(嘉永3~5年)/19世紀

錦絵

35.8×74.5

1

香川県高松市

大版3枚続 住吉屋政五郎 版元

香川県立ミュージアム

読本『椿説弓張月』中の場面で、嵐に襲われた源為朝父子を讃岐院(崇徳上皇)の眷属である鰐鮫と烏天狗が救う。一方為朝の嫡子舜天丸を抱いて海中を漂う忠臣紀平治は為朝のために忠死した家臣の魂が乗り移った大鰐鮫に助けられる。歌川国芳画、19世紀。登場物とうねる白波により躍動感あふれる画面が作り出される。

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