滑石外筒/銅経筒/法華種子曼茶羅・真言等陰刻/伝福岡県出土
かっせきそとづつ/どうきょうづつ
概要
本経筒は、北九州で集中的に検出される輪積式経筒の特色をよく備えたものである。とくに全面に表わされた普賢十羅刹女像は法華経勧発品の所説にふさわしい荘厳をつくした稀有な存在で絵画史上にも貴重な遺品である。保延7年2月15日(1141)の銘がある。
滑石外筒は、蓋・身を一体として法華種子曼荼羅を刻むとともに真言などを表わし、内容器の経筒と一体化させた組合である。
かっせきそとづつ/どうきょうづつ
本経筒は、北九州で集中的に検出される輪積式経筒の特色をよく備えたものである。とくに全面に表わされた普賢十羅刹女像は法華経勧発品の所説にふさわしい荘厳をつくした稀有な存在で絵画史上にも貴重な遺品である。保延7年2月15日(1141)の銘がある。
滑石外筒は、蓋・身を一体として法華種子曼荼羅を刻むとともに真言などを表わし、内容器の経筒と一体化させた組合である。
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