色絵藤棚文大皿〈鍋島/〉
いろえふじたなもんおおざら〈鍋島〉
作品概要
本作品は、その盛期(一七世紀末)の製作になると考えられる色絵の尺皿で、器形は典型的な木盃形をなす。見込みの文様は同趣の作品のなかでも際立って絵画的に描かれ、藤棚にのびのびと枝葉をのばし大きく花房を垂らす藤の図が、緑、黄、赤の上絵具でゆったりと清楚に表される。裏面の染付七宝結文も幅の広い紐をあしらって見事に描かれ、作行の優れた盛期の鍋島色絵尺皿の希少な遺例として価値が高い。
いろえふじたなもんおおざら〈鍋島〉
本作品は、その盛期(一七世紀末)の製作になると考えられる色絵の尺皿で、器形は典型的な木盃形をなす。見込みの文様は同趣の作品のなかでも際立って絵画的に描かれ、藤棚にのびのびと枝葉をのばし大きく花房を垂らす藤の図が、緑、黄、赤の上絵具でゆったりと清楚に表される。裏面の染付七宝結文も幅の広い紐をあしらって見事に描かれ、作行の優れた盛期の鍋島色絵尺皿の希少な遺例として価値が高い。
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号:03(5253)4111(代表)
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs