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銅閼伽桶

どうあかおけ

作品概要

銅閼伽桶

どうあかおけ

工芸品 / 奈良県

室町時代 15世紀/永享11年 1439

銅製 鋳造 轆轤挽き 把・底別鋳

総高(把含む)15.7 総巾(把の鋲含む)11.6 高11.1 口径10.5 底径9.0 深8.6

1口

 閼伽桶(あかおけ)は浄水を井泉から汲んでくるために用いられる小型の手桶。浄水を汲んだ後の閼伽桶は閼伽棚(あかだな)に置かれ、そこから六器(ろっき)に移され壇上に捧げられた。浄水は煩悩(ぼんのう)を洗い雪(そそ)ぎ、諸尊を供養(くよう)するために献じられるもので、香や華、燈火とともに重視された。
 本品は、高台(こうだい)から把(つか)の装着に用いる耳まで共鋳し、表面を轆轤挽(ろくろび)きで仕上げている。把は別鋳したものを鋲(びょう)で留め、底も別鋳したものを嵌(は)め込んでいる。底裏に針書(はりがき)銘があり、年代がわかる基準作例として貴重である。

古玩逍遥 服部和彦氏寄贈 仏教工芸. 奈良国立博物館, 2007, pp.62-63, no.40.

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キーワード

/ 鈴身 / 奈良 / Craft

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