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長恨歌琵琶行 極札添

ちょうごんかびわぎょう きわめふだそえ

概要

長恨歌琵琶行 極札添

ちょうごんかびわぎょう きわめふだそえ

その他の美術 / / 鎌倉 / 日本 / 九州 / 佐賀県

世尊寺定成  (1254-98年)

せそんじさだなり

鎌倉時代/13世紀

紙本(金罫)墨書 巻子装

竪28.8cm

1巻

佐賀県佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

長恨歌178行、琵琶行59行、白紙罫12行。長恨歌・琵琶行とも唐の白楽天の詩で、長恨歌は玄宗皇帝が楊貴妃を亡くした怨恨の情を述べた叙事詩。琵琶行は七言古詩で88句から成り、楽天が司馬に左遷された翌年の秋の作。人生の栄枯常ならぬことを歌ったもので、長恨歌と併称される。短冊、明治26年(1893)の臨時全国宝物取調委員による鑑査状添。極札には「定成卿世尊寺殿 開元中泰」「白紙金罫黒字長恨哥琵琶引巻物一巻己亥五」とある。世尊寺定成は左京権大夫世尊寺経朝の子、経尹の弟、従四位下左馬頭になる。世尊寺流は藤原行成(972~1027)の子孫である世尊寺家の書風。

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