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二彩獅子 長次郎作

にさいしし ちょうじろうさく

作品概要

二彩獅子 長次郎作

にさいしし ちょうじろうさく

工芸品 / 安土・桃山 / 近畿

長次郎

京都府

桃山時代/1574

素地は鉄分の多い赤褐色陶胎をなす。頭部と胴部を粘土紐巻き上げ造りで円柱状に成形して接合し、その後に四肢をつけて、最後に巻毛を飾り獅子像とする。
 全体は、前肢を屈し、後…

総高35.0 総長38.5 幅13.5 (㎝)

1軀

財団法人樂美術館 京都府京都市上京区油小路中立売上ル油橋詰町84

重文指定年月日:20090710
国宝指定年月日:
登録年月日:

財団法人樂美術館

国宝・重要文化財(美術品)

桃山時代ならではの躍動感に溢れた樂焼の獅子像である。近年に詳細な調査が実施され、中国南部の華南三彩の技法を取り入れた白化粧次に緑釉と白釉(透明釉)が施された二彩であることが確認された。また童子に腹部の銘文「天正二年春依命長次良造之」は製作当初のものであることが改めて確認された。鉄分の多い赤土の胎土や透明釉は初期の長次郎の作品と同一のものとされており、これにより銘文も長次郎によるものと考えられる。
 本獅子像は、長次郎による樂焼きの成立時期を確定するのみならず、京焼の成立を考える上でも学術的に極めて重要な資料である。

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キーワード

/ 長次郎 / 三彩 / 白土

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