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考古資料 / 奈良県 

中国・戦国 紀元前3世紀
無紋 鳥首注口
高12.3 口径7.4 長28.3
1個

 盉(か)は、二里頭期から礼器であった土器を模倣して作られた酒器で、壺形、罐形の器身に、把手(鋬)(ばん)と注口(流)(りゅう)、下方に三足または四足がつくので、中の酒を温める機能があったと考えられる。『説文解字(せつもんかいじ)』では調味用の器と書かれている。二里岡期から商代後期初めにかけてはかなり重要な彝器(いき)だったようだが、あまりにも複雑な器形であるためか、その後の例数は非常に限られている。戦国期に日本の急須のような形の器がつくられるようになり、一般的にはこれを前代の盉と同機能の器と見る考え方が多い。それを鐎(しょう)と呼ぶこともある。当コレクション中の盉は、こうした時期のもので、注口に嘴(くちばし)が動く鳥の頭がつけられている。

坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.51, no.89.

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