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藍釉浮出黄道十二宮図把手付壺

らんゆううきだしこうどうじゅうにきゅうずはしゅつきつぼ

概要

藍釉浮出黄道十二宮図把手付壺

らんゆううきだしこうどうじゅうにきゅうずはしゅつきつぼ

陶磁 / その他アジア

イラン中西部

12-13世紀

陶器

H.13.2cm

岡山市立オリエント美術館

上下2段に黄道十二宮が浮彫にされています。黄道十二宮とは、春分に現れるひつじ座からはじまり、おうし座、ふたご座など12の星座のことで、古代オリエントにはじまり、占星術に関係があるとされます。本作に描かれているいて座のモチーフは、ケンタウルスの姿をとっており、ヘレニズム文化との関連が伺われます。黄道十二宮が描かれた陶器の類例は少なく、学術的にも貴重な資料です。

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