春日懐紙(紙背春日本万葉集)
かすがかいし しはいかすがぼんまんようしゅう
概要
春日懐紙は、鎌倉時代中期の奈良・春日社の神官や興福寺僧侶らが詠じた和歌懐紙のまとまりで、奈良の歌壇の様子を示すものである。紙背には、中臣祐定(1198~1269)が寛元元年(1243)から同2年の間に書写した万葉集の墨痕が残されており、『春日本万葉集』と名付けられている。春日懐紙は一品経懐紙(国宝)、熊野懐紙(国宝)とともに三懐紙と呼ばれる名品で、書道史上、文化史上貴重である。
かすがかいし しはいかすがぼんまんようしゅう
春日懐紙は、鎌倉時代中期の奈良・春日社の神官や興福寺僧侶らが詠じた和歌懐紙のまとまりで、奈良の歌壇の様子を示すものである。紙背には、中臣祐定(1198~1269)が寛元元年(1243)から同2年の間に書写した万葉集の墨痕が残されており、『春日本万葉集』と名付けられている。春日懐紙は一品経懐紙(国宝)、熊野懐紙(国宝)とともに三懐紙と呼ばれる名品で、書道史上、文化史上貴重である。
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