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東海道五拾三次之内 28 袋井《出茶屋ノ図》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 28 ふくろい でぢゃやのず

概要

東海道五拾三次之内 28 袋井《出茶屋ノ図》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 28 ふくろい でぢゃやのず

木版画

歌川広重  (1797-1858)

うたがわひろしげ

日本

天保4-5年(1833-34)

木版多色刷

22.6×34.4cm

1

街道の大きな樹の木陰に、葭簀張り(よしずばり)の屋根で覆われた出茶屋があった。そんな長閑な田園風景。道中指しをつけたまま茶を飲み一服する旅人。駕籠かきも腰を休めにわか作りの竈(かまど)の火を借りて一服しようとしている。田圃のなかの高札にとまっている小鳥も面白い。

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