蕗の薹に茗荷蒔絵琴柱箱 ふきのとうにみょうがまきえことじばこ

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工芸  漆工 / 江戸 / 日本  九州  佐賀県 

柴田是真 (1807〜1891)
しばたぜしん
江戸時代後期
木製 漆塗 蒔絵
(箱)竪13.6cm 横11.4cm 高6.5cm
1合
佐賀県佐賀市松原2丁目5-22
公益財団法人鍋島報效会

長方形・印籠蓋造の琴柱箱で、合口部には玉縁を廻らし、底面には「是真」の針書銘がある。深みのある変わり塗の地に、蓋表から底面へと連続して蕗の薹と茗荷とが巧みに配されている。蕗の薹や茗荷の花は錆上の金銀高蒔絵として立体感をだし、蕗の葉は縮緬状の皺や斑点を呈する石目塗とするなど、是真が得意とした技法が多く用いられ、暗色系の空間の中にそれぞれの質感が見事にあらわされている。蓋を開けると一転、内には鮮やかな青地に金砂子が散らされており、琴柱が納められる。外箱として、波に宝尽し模様のつづれ織り布箱(中国製)が付属している。

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