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細谷(矢)与左衛門家資料

ほそや(や)よざえもんけしりょう

概要

細谷(矢)与左衛門家資料

ほそや(や)よざえもんけしりょう

文書・書籍 / 江戸 / 東北 / 山形県

細谷(矢)与左衛門家

山形県

江戸初期~昭和時代/1673年~1964年

細谷家は谷地を代表する地主・商人(一八の屋号で知られる)として産を成し、新庄戸沢藩の谷地郷大庄屋として名字・帯刀を免許されるなど、功績が顕著であった。したがって資料は、商業・金融関係を中心に村の支配、年貢・租税関係に特色が見られる。中には延沢銀山とのかかわり、紅花畑を描いた田地絵面、京都公家との交流を示す判物、画家芝圃の絵、琳瑞和尚の書状など貴重な資料が含まれている。これらの資料の一部は、町教育委員会の企画により「細谷(矢)与左衛門家資料展」として、平成十九年六月~八月、町内外に広く紹介され関心を集めた。また、これらの資料を活用した小論には「北口の細矢家」、「紅花畑絵図」(共に鈴木勲執筆)などがある。

3188点

山形県西村山郡河北町谷地所岡三丁目1番地10

河北町指定
指定年月日:20130523

河北町

有形文化財(美術工芸品)

この資料は、平成十七年(二〇〇五)に山形市の細谷家一四代当主より河北町に寄贈されたものである。細矢家は元は北口に居住した名門細矢一族の大本家であり、一三代与左衛門は谷地町最初の歯科医院を開業したことで知られている。同じく歯科医を継いだ一四代のときに山形に移り十日町に開業していたが、高齢により医院を閉じるに際し、その資料を故郷に寄贈してくれたものである。町誌編纂委員会ではそれらを早速整理し、平成十八年十一月に『北口・細谷(矢)与左衛門家資料目録』(一一四頁)として発刊した。これらの資料は現在、図書館の閉架書庫に納められている。

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