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紙本墨画淡彩寒山拾得図〈狩野山雪筆/〉

しほんぼくがたんさいかんざんじっとくず〈かのうさんせつひつ/〉

概要

紙本墨画淡彩寒山拾得図〈狩野山雪筆/〉

しほんぼくがたんさいかんざんじっとくず〈かのうさんせつひつ/〉

絵画 / 江戸 / 近畿

狩野山雪

江戸

紙本墨画淡彩 掛幅装

縦101.5cm 横130.5cm

1幅

重文指定年月日:20140821
国宝指定年月日:
登録年月日:

宗教法人真正極楽寺

国宝・重要文化財(美術品)

江戸時代前期に独特の画風で活躍した狩野山雪(1590~1651)による水墨道釈人物画。寒山と拾得は、唐時代の天台山にいた修行者で、奇怪な風貌や言動で知られ、後代に多く絵画化された。本図は中国元時代に流行した図様を踏襲しながらも、不気味な笑みをたたえる二人の人物を重ねるように描いており、幅広い作風の山雪の特徴を示す優品である。
真正極楽寺住職の尊通が父の正親町公通(1653~1733)の遺品を譲り受けたという伝来が判明する。

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