鍋島更紗花篭図掛軸
なべしまさらさはなかごずかけじく
概要
一見すると花籠が描かれた掛軸としか見えないが、一枚の木綿布に表装部分も含めて染め分けられた作品。更紗は木綿にさまざまな模様を種々の色で染めたもので、佐賀藩からの注文品として佐賀城下で製作された更紗を「鍋島更紗」と呼ぶ。鍋島更紗の端緒は慶長年間、藩祖鍋島直茂が朝鮮出兵から帰国した際に連れてきた九山道清(?~1647)という高麗人が携えてきた、とされる。その技術は代々口伝で伝承されてきた。
なべしまさらさはなかごずかけじく
一見すると花籠が描かれた掛軸としか見えないが、一枚の木綿布に表装部分も含めて染め分けられた作品。更紗は木綿にさまざまな模様を種々の色で染めたもので、佐賀藩からの注文品として佐賀城下で製作された更紗を「鍋島更紗」と呼ぶ。鍋島更紗の端緒は慶長年間、藩祖鍋島直茂が朝鮮出兵から帰国した際に連れてきた九山道清(?~1647)という高麗人が携えてきた、とされる。その技術は代々口伝で伝承されてきた。
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