脇指 銘 広光 わきざし ひろみつ

金工 / 南北朝 / 日本 

日本
南北朝時代
長40.2㎝ 反0.5㎝
一口
東京都港区南青山6-5-144
根津美術館
重要美術品

平造り大振りの寸延短刀である。広光は相模国正宗の弟子または子と伝える。その二字銘には、角張る書体と、このように丸みのあるものがある。後者は広光の後期すなわち延文頃(1356〜60)とみられる。地肌は板目に地斑が交じり、刃文は丁子文を主調とした皆焼となり、沸が強く金筋と砂流しが入る。あたかも真夏の入道雲が大空に湧き上がるように、粗めの沸が躍動感を見せている。

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