室内 しつない

日本画 

児玉希望 (1898(明治31)年-1971(昭和46)年)
コダマ・キボウ
昭和27年/1952年
絹本彩色
171.0×131.0

椅子や絨毯、壁紙などにみられる華やかな装飾文様が、鮮やかな室内の情景を演出するとともに、白や淡いピンクで表されたテーブルやカトレアの花が効果的に配され、画面にアクセントをそえています。室内外にところどころ施された色斑が、空気のゆらめきや陽光、さらにはただよう香りさえも連想させます。色彩を主とした表現からは、積極的に西洋画の描法を摂取しようとする作者の姿勢がうかがわれます。
 作者の児玉希望は、現在の広島県安芸高田市高宮町の生まれ。東京で川合玉堂に師事。生涯を通じて幅広い画風に挑み続けた日本画家です。古典研究に基づく山水・花鳥・人物のみならず、華麗な色彩による洋画的表現、抽象画、仏画など、実に多彩な作例があります。また、後進の指導にも熱心で、その門下からは奥田元宋や佐藤太清など、現代日本画壇を代表する多くの作家が輩出しています。

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