柳鷺 りゅうろ

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日本画 

奥田元宋 (1912(明治45)年-2003(平成15)年)
オクダ・ゲンソウ
昭和15年/1940年
絹本彩色
175.7×175.7

柳に鷺の組み合わせは、古くから繰り返し描かれてきた伝統的な画題です。降りしきる雨の中、幹に白鷺が集い、あるいは周囲を飛び交っています。奇妙に曲がりくねった幹が画面を特徴づけ、不可思議な雰囲気をたたえていて、作者が実験的な表現に果敢にチャレンジしている様子が見てとれます。昭和10年代に描かれた大作のほとんどが戦火で焼失していますが、師の児玉希望が主宰する画塾展への出品作である本作品は幸い現存。戦後風景画家として大成する前の花鳥画の作例としても大変貴重です。
奥田元宋は、現在の広島県三次市吉舎町生まれ。本名は厳三。東京に出て児玉希望に弟子入りし、戦前は主に人物や花鳥をモティーフとした作品を制作します。戦争の激化にともない郷里に疎開、この頃より風景画を生涯のテーマとします。いくつかの実験的な描法を試みたのち、印象的な赤の諸色を用いた作品群を発表、人気・実力ともに現代日本画壇を代表する作家となりました。1996年には銀閣寺障壁画の大作を完成させています。

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