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鉄地肉色漆塗喉輪付白髭烈勢面頬

てつじにくいろうるしぬりのどわつきしろひげれっせいめんぽう

概要

鉄地肉色漆塗喉輪付白髭烈勢面頬

てつじにくいろうるしぬりのどわつきしろひげれっせいめんぽう

工芸品

日本

江戸時代

鉄製漆塗

33.0×27.0×17.0cm

1

烈勢面頬は、目の下頬の形式の一つで、非常に烈しく怒った威嚇的な表情の面をいう。鼻、頬に皺を打ち出し、口を大きく開き、髭を植え、金歯をつけるのが特徴。本作は、鉄地に朱肉色の漆を面の全体に塗った典型的な烈勢面頬の一つであり、江戸時代によく用いられた曲輪と呼ばれる首輪をつけている。また垂の下方中央には、戦国時代の武将たちが家紋として好んで用いた酢漿草文が、金細工で施されている。

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