前原一誠詩書
まえばらいっせいししょ
概要
前原一誠が書した七言絶句の漢詩。落款に「黙宇」(もくう)とあるのは前原の号。原詩は、妻木忠太著『前原一誠伝』に「戊越作」として20篇収録されたものの一つで、字句に若干異同がある。前原が戊辰戦争で北越の陣中にあった明治元年(1868)、遠く離れた故郷を思い作ったもので、この筆跡自体は後年になって揮毫したものと推測される。内容は、色々と入り乱れて歳月が流れてきたが、ふるさとの風景はきっと物寂しいことだろうというもの。
まえばらいっせいししょ
前原一誠が書した七言絶句の漢詩。落款に「黙宇」(もくう)とあるのは前原の号。原詩は、妻木忠太著『前原一誠伝』に「戊越作」として20篇収録されたものの一つで、字句に若干異同がある。前原が戊辰戦争で北越の陣中にあった明治元年(1868)、遠く離れた故郷を思い作ったもので、この筆跡自体は後年になって揮毫したものと推測される。内容は、色々と入り乱れて歳月が流れてきたが、ふるさとの風景はきっと物寂しいことだろうというもの。
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