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三猿蒔絵鞍鐙

さんさるまきえくらあぶみ

概要

三猿蒔絵鞍鐙

さんさるまきえくらあぶみ

漆工 / 江戸 / 九州

大和一要斎宗幻、中務少輔俊行の子。

江戸初期/1610

黒漆地、海有水干鞍と鐙。前輪に猿猴1匹(言わざる)後輪に2匹(見ざる、聞かざる)を、射向の鐙に1匹(聞かざる) 馬手の鐙に1匹(見ざる)を金蒔絵であらわす。居木裏に墨書で花押と年紀「慶長十五庚戌月日」あり。鐙は両笑鐙。紋板は九段透し、紋金具は三階菱。踏込は朱漆塗。鞍の形状は、古様で鎌倉時代前期の特徴がみられる。

結高 前輪29.3㎝ 後輪31.0㎝ 乗間36.4㎝

1組

宮崎県指定
指定年月日:20160218

都城市

有形文化財(美術工芸品)

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