姉体庚申塔(寛永十二年銘)
あねたいこうしんとう(かんえいじゅうにねんめい)
概要
姉体庚申塔(寛永十二年銘)
あねたいこうしんとう(かんえいじゅうにねんめい)
岩手県
江戸時代前期/1635
花崗岩とみられる山形状の自然石で、塚上の小堂内に南面して立つ。
庚申塔の形状は、全体として不整形の山形をなし、中世の自然石板碑(石塔婆)の系譜に連なる形式を成す。
高さ 100cm
幅 103.5cm(最大幅、下端)
奥行 22cm
1基
奥州市水沢区姉体町字庚申塚29
岩手県指定
指定年月日:20131105
姉体新山神社別当羽黒派修験・新山寺弥勒院の古記録をまとめた『姉体新山神社誌』の「庚申塚」条によれば、新山寺11世不動院権大僧都法印快保(寛正4年・1463年生、天文13年・1544年遷化)の代に、明応3年(1494)7月、大守葛西公の命により、軍治兵衛義実が庚申塚を再興し、庚申碑を立塔した、という。
有形民俗文化財